甲南埠頭株式会社 神戸市

効率的な荷揚げ

甲南埠頭株式会社は、西日本で最大級かつ最も戦略的な港湾ターミナルを運営する企業で、その歴史は50年 におよびます。使用していたアンローダーが寿命を迎えるにあたり、同社は、市場で最も効率性が高い後継機探  しに着手しました。

「甲南埠頭株式会社は、最先端技術を備えた機械式シップアンローダーの導入をご希望されていました」と、ビ ューラーのシニアテクノロジーマネジャーであるフェリックス・フッター (Felix Hutter) は語ります。「候補機に ついての徹底的な評価を行った後、お客様はニーズを最も満たすソリューションとして、ポータリンク・シップア ンローダーを選択されました。そして、この設備投資プロジェクトの優先パートナーにビューラーが指名された のです」

 

ポータリンク1100/27RKは、連続した効率の良い荷揚げを、低燃費でサステナブルに行うだけでなく、ランニ ングコストも大幅にカットします。ビューラーのポータリンクの荷揚能力は1,100トン/時。甲南埠頭が扱う主製 品である麦、菜種、大豆、粗糖の荷揚げに理想的です。原料をやさしく搬送するため、製品へのダメージが大幅 に軽減されます。シップアンローダーは荷役桟橋に沿って移動が可能なため、どのハッチにも無理なく到達でき
ます。

 

甲南埠頭は、各種の穀物や粗糖を効率的に荷揚げできるアンローダーの導入を検討していました。しかし、決定 に至るまでのプロセスは、単なる新設備の選定に留まらず、それ以上のものが決め手となりました。最も重視さ れたのが、プロジェクトの全工程を通して、優れたプロジェクトマネジメントおよびカスタマーサービスを提供で きるパートナーの選定です。「購入を決定されるまでの詳細な評価プロセスは、お客様毎に違いますし、日本の 商習慣にも拠ります」とビューラー株式会社のセールスマネジャー、大川正勝は述べています。「ビューラーがあ らゆる面においてクラス最高の製品とサービスを提供できることを、お客様に納得していただくことができまし た」

ポータリンクの最終段階の据付期間をできる限り短くすることが、絶対条件でした。プロジェクトの全工程にお いて、関与するすべての関係者の調整が肝要であり、あらゆる関係者のダイナミックな関与が求められま た。

Facts

1100 t/h
Unlading throughput
The Portalink 1100/27RK is travelling on rails, thereby enabling efficient unloading.
1100 t/h
Barge loading throughput
Main products for this plant are wheat, corn, rapeseed, soybean, and raw sugar.
ビューラーのポータリンクを選んだ理由は、 その効率性の良さです。ランニングコストは、 取り外した2基のアンローダーに比べ4分の1以下です。 ビューラーは、プロジェクトの全工程に渡り、 非常に柔軟な対応と密な協力体制で臨んでくれました。 これがプロジェクトを成功に導きました。

代表取締役社長 福田 隆 様,
甲南埠頭株式会社(穀物物流拠点)。

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